スチルカメラをフルサイズ体制に移行したため(7Dも一応残してあるが)、なるべく画質と性能をキープしたまま焦点距離をかせぐべく(といっても常用するつもりはないが)、キヤノン純正の×1.4のエクステンダー III型を購入してみた。
実際の写りについては、まだ試写どころかレンズに着けてもいないのであらためるとして、とりあえず手にした感想は『重い』ということだった。
で、あらためて今手元にあるテレコンといくつかの項目について簡単な比較をしてみた。
比較したテレコン(エクステンダー)は以下の3つ。
□Canon EXTENDER 1.4× III型
http://bit.ly/bYfkoQ
□SIGMA APO TELE CONVERTER 1.4× EX DG
http://bit.ly/PFIwlK
□ケンコー(Kenko Tokina) デジタルテレプラス Pro 1.4× DG(DGX)
http://bit.ly/PfHYT1
※DGとDGXについての違いは、Exif情報が実際の焦点距離と絞り値が表示されるかどうかの違い(DGXは実際値でDGは装着しない値)で、その他性能などは同じ。
【重量】
□Canon:225g
□SIGMA:160g
□ケンコー(Kenko Tokina):132g
【価格】
※2012.8.24現在/参考:価格.comの最安価格
□Canon:37,500円
□SIGMA:18,538円
□ケンコー(Kenko Tokina):15,461円
【写り】
※実写した訳ではないのと、レンズとの相性もあるのであくまでも一般論
Canon>SIGMA>ケンコー
価格順。
【汎用性】
※Canon純正はレンズとのマウント部が大きく突出しており、SIGMAは少し突出、ケンコーのは突出していないという単純な理由から推定
ケンコー>SIGMA>Canon
価格と逆。
ちなみに、手持ちのレンズでテレコンを使おうと思っているのは、SIGMA 120-300mm/F2.8 EX DG HSM。
あと、ひょっとすると70-200mm/F2.8 L(IS無し初代)とEF 300mm/F4 L(EF 400mm/F5.6 Lを買ったので、そっちを使うと思う)で使うかも。
実写については、これから時間を見つけてテストしていく予定。
以上のことを書いてみてあらためて思ったことは、自分の使い方だと上記の望遠レンズにさえ着けば良い(当然だが標準や広角で使うつもりはない)のと、とにかく少しでも画質と性能(AF速度)の劣化が防ぎたいので、ケンコー製は必要なくなるかな。
SIGMA製もCanon製を使えば必要ないのだが、例えば1D Xに70-200mm/F2.8 L+純正エクステンダー、5D IIIや7Dに120-300mm+SIGMAテレコンという2台体制で撮ることもあるかも知れない(今すぐにそんな体制で撮る状況が思いつかないが・・・)ので、そんな時のためにしばらくは手元に残しておこうと思う。