書かざるを得ないほどにブルーな夢をよくみる。
実家/2F
昔居た部屋の横の部屋に寝ている/おれ
何故自分の部屋じゃないのかは、過ぎた時間と取り戻せない何かがそうしているのか/おれの脳
愛すべき彼女がその時は日常であったように階段を上がってくる/いつか見た愛し彼女の姿。既に胸痛し
何となく夢であること、過去であることに気付きつつ手を伸ばす/隣の部屋の扉の隙間から、おれ
いつもは届かない手が何故か昨夜はつながる/優しい君の笑顔
が、やはり彼女はその優しい笑みのまま階段を降りようとする/優しいまま、愛しいまま
何故にあの日のままの君なんだ/何故に愛し君は去ろうとするんだ
空間/時間/気持ち/見たままにあの日のままに
直後、何年も昔のその時間から強引に引き剥がされるおれ/頭がグラグラと音を立てて揺れる
覚めた直後、果たしてどこに居るのか分からず/自分の存在すらも分からず
夢であることだけは確かで
胸の痛みだけがいつまでも愛しいままで
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