夜中、クルマ、寒い、カーブを曲がったところからスタート。
何故かエンジンかからず動いている。多分昔乗っていた末期のopel。
寒いので窓を閉めようと、パワーウィンドウのスイッチに手をやり閉める。
開いているのは前の窓だけかと思っていたが、背中に風を感じるので後ろの窓も開いているのかと後部座席を振り返ると、そこにちょこんとマロ。
大好きな彼女の大好きなマロ。
その姿は、何故か僕の知らない頃の小さなマロで、珍しく大人しく座っている。
あ、マロ!と思い、すぐに隣のシートを見るが、そこに彼女の姿はなく、ものすごく悲しい気持ちに。
少しの間。
どこだっただろうか、いつか彼女と一緒に行った海の波の音が遠くに聴こえ、その音がフェードアウトしていくところで目が覚めた。
部屋の窓の外には、静かな途切れない波のような雨の音が聞こえている。
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