あした

ここ最近、また昔のことがリアルに蘇り、29歳からの幸せだった時間と、その幸せをなくしてからのこと、またその幸せが掌からこぼれ落ちてゆく様を思い出して鬱々としていた。

特に、今日の朝はそういう時間と切り離せない場所に行く用事があり、また届かぬ君のことを想った。

そんな日に、何の因果かたまたま映画『あした』を観た。
普段は胸のずっとずっと奥にしまってあるつもりの気持ちが溢れてきて、気が付いたら泣いていた。

サヨウナラ

想いを言葉にのせて伝えるのは難しい。

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