2019年9月3日火曜日

夢をみた。
昔、家族みんなで住んでた家に僕は居て、何かから逃げるように船で家を離れて行こうとしてるところで、両肩をポンと叩かれて振り返ると亡き父が立っていた。
パジャマ姿で、亡くなる前の、痩せてるけどまだ少し元気な姿だった。

離れて行く父に、お父さん!お父さーん!と大声で呼ぶと、何も言わずに見慣れた笑顔でこちらを見ていた。
遠く離れ小さくなる家。
玄関のガラス戸が閉まると、もう何も聞こえないはずなのに、母が父に「ほら、ああやって直樹もがんばってるんやから、お父さんもがんばって元気になろう」と声をかけ、家の中に入って行くふたりがすりガラスの向こうに見えた。

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