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2013年8月9日金曜日

10年以上ブログみたいなもんやってるけれど、こう、何というか、キーボードの前で想いを確認するというか熱を感じながらタイピングすることは確実に減った。

それなのに、まだ感覚人間で居ようという感覚。

今でも想うのは、博多駅周辺とか君の笑顔とか夢みたいな風、空間、時間。

誰にも届かないけれど、確かにあったということ。
FUJIFILMの『PHOTO IS 想いをつなぐ。30,000人の写真展2013』。

もし君がまた福岡で出展しているなら、その1枚を見てみたい。

ずっとずっと、おれも想いを引きずってるからさ。


ゴメンよ。

2013年7月21日日曜日

遠のいてゆく記憶

春 海 香椎の駅
世界はいつまでも美しく
月は夜空にいつも浮かんでいて
あの日の君の笑顔はずっと透明のままで
あの日の君の泣き顔もまたずっと透明のままで

2013年6月29日土曜日

打ち明けていいですか

カミングアウトとかではなく、魂のこと、君のこと、人知れず隠している気持ち
一度しか会ったことのない人を好きになったこと
もう人間やめてしまおうと思ったこと

それでも、僕は昨日までの顔を被って目の前の道を歩いて行くしかなくて

いや、

僕の道は無限にあって
人間は人間であるしかなくて
ひとりのことだけをずっと愛し狂い続けていて
僕には秘密なんてなくて
誰かを憎んだり決してせず
素敵な人が居ても心奪われたりせずいつも平常心で

でもそんな僕をやっぱり僕は殺してしまいたい

2013年6月20日木曜日

波打ち際にて

あたし
ゆっくりと歩いていく
風の香り

波のしずくが頬にあたる
春の海は少し肌寒い

揺れている
海だけじゃなく地面も揺れている
心も

ゆっくりと歩いていく
近い近い
遠くへ行く時が近い

波打ち際へ

腰を落とす
力ない掌が砂をつかむ

落ちる 落ちる
砂が落ちる
つかんだはずの砂がサラサラと零れ落ちる
その砂が風で宙に舞う
あたしの涙も同じ風で同じ宙に舞う

砂は暖かい
深く掘れば冷たいんだけれど
何だか今あたしがつかんでいる砂は世界で一番暖かいのかも知れない

分かるでしょ
誰よりも

この世に声をあげてから
今またここで声をあげみる

海があたしを呼んでいる
そろそろ行くね

あなたへ
あたしより

許されるなら

君を愛したい
あの人を愛したい

そんなことを考えてしまう僕は罪人で
深く深く頭を地面にこすり付けて懺悔しても許されぬ罪人で

心が心であるならば
海のように 空のように自由でありたいけれど

人に戻って朝起きたならば
嗚咽して泣きじゃくって
きっとまた明日を夢みてしまうんだろう

あなたへ

愛していると伝えたい

存在

10年ほど前から繰り返し自分を殺してきた
存在を、言葉を、心を

届かないと知ったから
愛されないと知ったから

でも、失ったものは何も戻らない

自分は自分でしかないし
その自分が自分であり続けることもとても難しい

愛してきた人たち
愛されていたという錯覚
時々その過去はキラキラと輝いていて
時々その事実がまた僕を殺そうとする

僕はどこへ向かえばいいのか
僕はどこへ行くべきなのか

いっそ、心を解き放ってしまおうかと思う
僕にまだ解き放つ心があればの話だが

笑顔

たとえば、雨上がりの空を見て虹が出てるとするじゃないか
そん時におれはちょっと幸せな気分になるんだけど

ふと、周りに居る知らない人が同じ空を見上げて
その虹をスマホで写真撮っていたりすると

みんなキレイなものをキレイだと思うのは同じなんだなって
どこかで誰かとつながってるような気持ちになれて
おれは、さっきよりもさらにほんの少しだけ幸せな気分になる

2013年3月9日土曜日

ジギースターダスト

昔、よく練習したっけ。
結局、弾けなかったけど。

2013年3月6日水曜日

有限

誰かを心から愛せなかったという有限ではなく、ずっと愛していても世界は回り続けているという有限。

反省や懺悔や後悔ではない愛の有限。
許されないのはあの時のふたりではなく、もちろん君でもなく、やっぱり自分という無限の罪。

限りあるもの

生きている間に
いくらそれが好きだからといって
世の中全ての映画を観ることはできない
全ての音楽を聴くことはできない
全ての地を踏むことはできない

漠然と
全ての人を愛することができても
ひとりひとりを愛することはできない

だからもう
あの時のおれを許してやらねばな

32歳、33歳

いろんなことがあり過ぎて
それでも僕は生きていて
ただ生きているということだけが真実で
それなのに毎日が幻のようで
周りが全てモノクロームで
手にするものに形が無く
口にするものに味が無く
それが32歳だったのか33歳だったのかすら思い出せず

29歳の記憶は昨日のことのようなのにな

春の陽

29歳のある春の日
僕は福岡に居た

勝手に運命を感じていて
終わりがやってくることなんて思いもしないで
ただただ君の優しさと春の陽に包まれていた

33歳のある雨の日
僕は大阪に居た

永遠は一瞬で
その一瞬は永遠で
ただただ雨に打たれて
あの日の春の陽のことを思い出していた

2013年2月23日土曜日

夢の中にあらわれるふたつの光

柔らかな春の陽射しの中に照らし出される君の横顔
最後に笑ったように見えた微かな記憶の君の横顔

幸せだった

光が優しければ優しいほど
僕は闇に落ちてゆく

あの光はきっと幻
あの時のふたりはきっと幻

幸せだった

2013年1月28日月曜日

幸せ

どの過程で
どのタイミングで
どのようにして

気付くのはいつも
全てを失ってからで

2013年1月4日金曜日

離れていても

真夜中に届かない君に手を伸ばす
そんな僕はやっぱり弱いのだろう

1年であの日の君を許せたとして
5年であの日のふたりを許せたとして
10年経った今もあの日の自分を許せない
そんな僕もやっぱり弱いのだろう

ただ、空のことを風のことを感じるように
離れていても君の存在を感じてしまう

いつか
いつになれば

僕は僕で
君は君で

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2012年11月8日木曜日

空から空へ

青/オレンジ/赤/紫
広い
ただ広い

ただただ大きく受け止めてくれる

時々そこに魅せられて
飛び込んだり落ち込んでしまったり飛びあがる人が居る

一瞬と永遠の境にある僕ら
僕らは空でつながっている
ずっと昔から
これからも永遠に
場所も時間も越えて
僕らはきっとつながっている

2012年10月21日日曜日

別れを切り出される夜に
その前の気配を感じながら
それでもふたり並んで歩いていて

ふと夜空を見上げて

月を綺麗だと思えて
それを口に出して言えるような
そんな人になりたい

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