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2016年1月18日月曜日

こんなことってあるのかなぁ(Lightroomトラブル)

少し前のこと。
とあるステージの写真を、知人カメラマン氏に依頼して2人で撮影した。

その後、本来の(自分の)作業の流れであれば、
1)セレクトしていない状態で全てのカメラの画像を1つのフォルダにまとめてからセレクト
2)1で残ったものをまとめてLightroomで補正
3)書き出し

とするんだけど、今回は大まかなセレクトを知人カメラマン氏にお願いしたので、
1)先に自分の撮った画像だけをセレクト
2)1で残ったものをLightroomで補正
3)書き出し(コレをAとする)
4)知人カメラマン氏の画像をセレクト
5)4で残ったものをLightroomで補正
6)書き出し(これをBとする)
7)AとBの画像をまとめる

という流れにした(上記作業には、お互い2カメ体制・計4カメだったり、更に細かいフォルダ分けもあるが、それは省略)。

で本題。
最後に全ての画像をまとめようとした時に、自分の撮った画像AがExif消した状態で書き出していたせいで、時系列にまとめることができないことに気付き、(画像が1,000点以上あったので)時間は掛かるが再度Exifを残した状態で書きだそうと思いLightroomのライブラリを開き書き出し。

・・・アレ?
大量の画像にも関わらず一瞬で終わった。

・・・アレ?(その2)
見たことのないエラーメッセージ(これを忘れてしまったことを後悔)。
フォルダを見ると画像が無い。

画像は元のフォルダに残ったままだし、前回書き出してから特に新しい作業をしたわけでもないのに。
で、頭に思い浮かんだのが【フォルダの再同期】(これまた安易過ぎて後悔)。
ポチっとな。

・・・アレ?アレレ?アレレレれ?(その3)
補正作業した情報が全て消えているっ!!

唖然愕然驚愕(((( ;゚Д゚)))

結局、時間の余裕は無いし、特に2人の画像を詳細な時間別に区切る必要がなかったので、今回は舞台出演者のフォルダだけを分けておいて、その中は上記B画像のあとにA画像(前回書き出したExif無しの画像)が続くということで終わらせることにした。


・・・で、終わらないのが今回の謎。


その後、全ての画像をひとつのフォルダにまとめて気付いた。
A画像もB画像も全て自分がLightroomで作業したにも関わらず、露出とかディティールが違う。
もちろん、自分の撮った画像と知人カメラマン氏が撮った画像が違うのは当然なんだけれど、そのあとの作業を全て自分でやったのに、だ。

・・・アレレレレレレレェェェ???(その4)
もしかして、Lightroomで作業した一部の情報が消えてる?
よく見るとトリミングはされている感じ。
だけど、露出補正とかハイライト・シャドウ部の扱いとか、シャープとかノイズ軽減とかが、自分でやったそれとは違う。


で、現在。
原因は全く分からず解決策も謎のまま、再度補正している時間は無く、とりあえず全ての画像をまとめてフォルダ分けやナンバリングを終え、見本分のプリントは終えたところ。
今回はネット販売も行うので、アンダー目の画像がどう判断されるかが鍵となりそう。

プリントは、偶然だがいつも利用しているネットショップではなく、ご縁と訳あって今回は市内のプリントショップに依頼したので、丁寧に仕上げてもらえたようでひと安心。

2014年1月8日水曜日

随分前の機材メモ

長い間、デスクトップのメモにリストアップされたまま放置されていたモノたち。

□SONY XLR-1(生産完了)
http://www.sony.jp/ic-recorder/products/XLR-1/

□DXA-5Da(レベルメーター有り / ファンタム電源供給不可)
http://capture.tsukumo.co.jp/goods/0405951541013/803515010000000/

□DXA-SLR(ファンタム電源供給可)
http://www.system5.jp/products/detail9034.html?transactionid=fcadcc8bb0e4eb1e4bb5bf084f30fee8812a7b75

□HD-300VIDEO
http://capture.tsukumo.co.jp/goods/4961360042238/

情報が古くて生産完了になっていたり、リンク切れでチェックしていた商品が何だったのか分からなくなっていたモノもあったり、そもそも何故コイツをチェックしていたのかすら分からないモノもあったり・・・。

で、今日でこのメモはポイッとな!

2013年3月4日月曜日

さらば相棒

つってもARBの名曲ではなく、レンズの話。

スチルで使うカメラを、7D+5D Mark IIの組み合わせから1D X+5D Mark IIIに変更した。
5D Mark IIについては、今後出番が無いと判断してすぐに手放したが、7D(2台)については、絶対的な焦点距離のアドバンテージと予備、また一眼映像で複数カメラが必要な時のために、しばらくは手元に残しておくことにしたした(全く使っていないが・・)。

で、本題のレンズ。
現時点で一般的なスナップ撮影のメインは24-105mm/F4 Lを使っており、それ以上の広角が必要な時はTAMRONの17-35mm/F2.8-4.0、もしくはEF-S 10-22mm/F3.5-4.5を7Dで使っていた。
この2本、前者をフルサイズ限定で使ったとすると、35mm換算ではほぼ同じ画角になる。
メインカメラをフルサイズ2台体制にしたことにより、当然スナップ撮影で7Dを使う機会はほぼなくなり、それによって10-22mmもほとんど出番がなくなっていた。

余談になるが、上記2本の広角レンズを比較して後者にメリットがあるとすれば、AFの合焦スピードだろうか。
例えばスクールフォトで子供たちが歩いているシーンを撮影した場合、TAMRONの17-35mmと純正の10-22mmだと後者の方が歩留まりが良い。

話を戻して。
先日、ふと同じ画角で使わないレンズを置いておいても仕方ないことに気付き、あらためて2本の超広角レンズをそれぞれEF-Sは7Dに、TAMRONは5D IIIに装着して撮り比べてみた。
結果としては、レンズ名に『L』は付かないものの、それに匹敵する描写をすると言われるEF-S 10-22mm/F3.5-4.5であるが、そこはフルサイズとAPS-Cの違い。
レンズ性能差よりもボディの差の方が大きく、F5.6、F8、F11全てにおいてTAMRON 17-35mm/F2.8-4.0の方が明らかに解像していた。
となると、EF-Sを残しておく意味は見つからず、すぐに売却処分しようと思ったところ、ちょっと引っ掛かることあった。

それは映像用のレンズとしての超広角レンズ。
EOSで撮る際においては、上記の通りTAMRONのレンズで撮ればいい。
ただ、どうしてもAG-AF105やGH2で撮りたいと思った時、今のところ標準の14-140mm/F4.0-5.8か14mm/F2.5(35mmフルサイズ換算で28mm相当)が最広角のレンズとなる。
それ以上の広角で映像を撮ることは稀というかウチの仕事ではまずないと思われるが、それ以上の広角で撮る、撮りたいとなった時、Panasonicの7-14mmを導入する、もしくは(EF-Sも利用可能な)マウントアダプターを使って10-22mmを使う。
35mm換算すると、前者は14-28mm、後者は20-44mm。
AFや絞り操作、描写など全てにおいて確実に前者が上回るだろうが、その半分趣味のような領域のレンズにおいそれと7万5千円は出せない。

いや、長くなった。
結論からいうと、EF-S 10-22mmは既に手放して手元にはない。
書きかけのままのテキストメモがずっとデスクトップに放置されていたので、断捨離も込めてアップ&テキスト削除。

EOS 10Dを盗難で失った後、20Dを新品で買った際に同時に新品で手に入れ、ずっと愛用してきたEF-S 10-22mm。
さらば相棒。
それが書きたかった。

AG-AC90導入記(少し後悔)

PanasonicのAG-AC90というカメラについて。
発表以来、実に良さそうなカメラだと目をつけていたのだが、雑誌やネット上のレビューで『NDフィルターが内蔵されていないのが残念』というのを見かけて導入を断念。
屋内→屋外→屋内という移動撮影の撮影現場において、手動でNDフィルターを装着したり外したりなんて現実問題として非常に厳しいし、また個人的に可変NDはいろんな意味で信用できないので、正直、最低ラインとはいえAC90を業務機として位置づけるのはどうなのか?と思っていた。

が、先日別件でPanasonicの映像部門(技術)さんに問い合わせをする機会があったので、あらためてND非内蔵について聞いてみた。
すると、「そのND非内蔵という情報はどこで見られたんですか?」とND非内蔵を否定するような口調だったので、「え?非内蔵じゃないんですか?」と恐る恐る、しかし本当なら買い!という期待と共にもう一度聞いてみた。

回答としては「スイッチやボタン類はありませんが、自動でNDフィルターが入る設定になっております」とのことだった。
とにかくシャッタースピードを上げずに済むのならオートでも構わないぜっ!と少しハイになりながら何度か確認。

結果。
記録用カメラにAG-AC90を導入。
早速使ってみた。


・・・ND入らねぇ。


シャッタースピードがガンガンあがっていくのみorz。
メーカーに確認。
再度確認しますということで回答を待つこと数時間。
実際に外で撮ってきましたということで電話あり。


・・・やはりND入らねぇ。
がっくり。

他の点については非常に満足しているので返品や買い替えは考えていないが、予算に余裕があれば、最低AC130を買っておけということか。
まあ、事前に(どちらにしろ表現上必要だと思い)ND4とND8は買っておいたので、これからはNDフィルターは常にカメラバッグに入れておかねば。


一言だけ。
ふと気付いたら、DVX100Bの頃から(民生機を除いて)ビデオカメラはPanasonic派のオイラ。
しっかりしてください>Panasonicさん。

2012年9月21日金曜日

GINI RIGSからリグが到着

少し前からtweetしていた海外サイトでポチった機材が届いた。
GINI RIGS(http://www.officialginirigs.com/)から買ったリグ。

何故、今リグが必要なのか?
PanasonicからGH3、SONYからはα900、NEX-VGの新モデル、CanonからはC100や廉価版フルサイズの6D・・・。
各社、足並みを揃えたかのように新機種の発表ラッシュ。
だが、ウチの場合は今年スチルカメラを5D IIと7Dの組み合わせから1D Xと5D IIIに入れ替えフルサイズ化を図った(7D 2台は手元に残しているが)。

だからというつもりはないが、正直、今のところGH3をはじめとする新しい映像用のカメラを導入するつもりはない。
ただ、その代わりGH2や1D X、5D IIIをもっと積極的に映像撮影の現場で使おうという狙い。
特にGH2については、(被写体によって向き不向きはあるにせよ)個人的に本当に素晴らしいカメラだと思っている。
ただ、これまではお客さんの手前上、『いかにも民生機』『いかにもコンパクトデジカメ風情』のカメラを使いづらいという気持ちもどこかにあった。
以上で前置き終了。

その気持ちを取っ払うため。
ただその1点においてのみリグを導入することにした。
フォローフォーカスなんかは正直オマケである(あればあったで使いやすいのは間違いないが、MF前提のレンズを選ぶだけでこの問題はたいてい解決すると思っている)。

じゃあ、何故GINI RIGなのか。
答えは安いから。これもただその1点においてのみ。コスパ万歳。

実は、リグを物色しはじめた時、もっと安いリグを発見してほぼこれに決めようかと思っていた。
フォローフォーカス付きで23,000円。プロ機材もビックリ価格。
http://goo.gl/tVodB
ただ、このリグには落とし穴というか個人的にどうしても気に入らない点があって、それは一見マットボックスに見える一番前の部分。
そこをよく見てみると、それが単なるレンズフードという点。
気にしない人はそれでいいのかも知れないが、フツー、この形状してたらフィルター入れるスペースあると思いませんか?
ということで、(見掛け優先とはいえ)その中途半端な仕様が気に入らず却下。

その他、有名どころ各社見てみたが、どれも高い(自分には高く感じる)。
で、たどり着いたのがGINI RIG。
マットボックスこそないものの、リグとフォローフォーカス一式(送料込み)で40,000円を切る程度。
GINIのリグにもいろいろな種類があるが、

注意点は、GINI RIGSで購入すると、フォローフォーカス用のレンズギアが付属しないという点(フォローフォーカスモデルを購入しても付属しない。謎)。
あとは、フォローフォーカスの有無、(モニターやライト、レコーダーなどを装着する)クランプと自由雲台、バランス保持用ウェイトの有無で価格は前後するので必要に応じて購入すれば良いかと。

さて、まだまだ書くことはたくさんあるがキリがないので画像。
画像クリックで若干拡大(flickrへ)。
01
普段、箱なんて撮ることはないが、購入後にメールがなかったのでちょっと不安だった
到着した時に思わず安心したついでに記念の1枚

02
giniの文字

03
検品チェック済み

04
こんな風にパーツごとにゴロゴロと入っていた

05
組み立て図がないので、何をどこにどう使うか分からず

06
グリップであることだけは分かるが、同じく組み立て方が分からず

07
自由雲台ということは分かるが(略)

08
とりあえず意味もなく並べてみた

09
梱包材に現地の新聞

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バランス用ウェイト

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並べてみた
その2

パーツを並べてみたものの、組立図がなく、これまでの人生でプラモすらまともにつくったことが無いオレは、しばし放心状態に。
仕方なく、ネットでいくつか探し当てた画像を凝視しつつ組み立て開始。

12

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少しだけそれらしくなってきた

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フォローフォーカス

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一旦組み立て完了
何故かパーツが余っているが見なかったことに

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GH2とマイク、外部モニターを装着

ちなみに、上の画像でcokinのフィルターホルダーを着けているが、こいつがフォローフォーカスと干渉してしまい、仕方なくフォローフォーカスを外した状態に

18

19
これがcokinのフィルターホルダーを外し、通常のレンズフードでフォローフォーカスを付けた状態
両方使いたい場合はどうしよう
今後の課題
ちょっとだけ歩き出しそうな図

20
あまり期待していなかったが、フォローフォーカスが非常に滑らかで驚いた

21
グリップとショルダー分を外した状態
普段、手持ちで撮ることはあまりないのでこれがデフォルトか

2012年9月18日火曜日

テレコンとAFマイクロアジャストメントの関係

新しいカメラやレンズを導入した時に、まずやるのがAFマイクロアジャストメント機能を使ったピントチェック。
Canon純正レンズならまず問題ない(値を動かさなくてもピントOK)のだが、サードパーティ製のレンズ(特にSIGMA)は要注意。

で、そのSIGMAの120-300mm/F2.8 EX DG HSMというズームレンズの画角と明るさが唯一無二ということで主に舞台撮影で使っているのだが、最近になって気付いたことがある。
これまで、上記レンズにテレコンを使う際、レンズと同じSIGMAのテレコン(×1.4)を使っていたが、最近になってCanonの×1.4のIII型のテレコンの画質とAF性能が良いとのことで導入。
当然、120-300mmにも使ってみることに。

某撮影現場にて、ヘルプで入ってもらったカメラマン氏が×2のテレコンを持っていたので装着させてもらったが、やはり撮影現場でピント調整(チャートも無しでカメラモニターでチェック)するというのは非常にリスキーだったので使うのはやめることにした。

前置きが長くなったが。

その際に、ふとカメラ(1D X)のAFマイクロアジャストメント機能に目をやって初めて気付いたことがある。
SIGMA 120-300mm/F2.8単体で(テレコンを使用せずに)調整したマイクロアジャストメントの値がワイド端・テレ端ともに『0』の値にリセットされていたということ。

ひょっとすると、テレコン(×1.4)を使った時点で、カメラ側は『SIGMA 120-300mm/F2.8 EX DG HSM』ではなく、『別の168-420mm/F4のレンズ』と認識しているのかも知れないということ。
さらに続きがあって、別のレンズと認識しているらしきところまでは何となく理解ができる。
ただ、不思議なのは『120-300mm/F2.8』で設定したAFマイクロアジャストメントの数値を、テレコンを着けた状態でそのまま当てはめるとピントがズレてしまうという点。
そして、何故だか理由は分からないが、テレコンを着けた場合、AFマイクロアジャストメントがワイド端・テレ端ともに『0』のままでほぼピントが合ってるという結果となった。

はて・・・?

テレコンの有無で別のレンズと表示しているが、それはあくまでも表示上のことだけであって、実際は同じレンズとして認識していて、AFマイクロアジャストメントの数値もそのまま引き継いでいるということなんだろうか?

謎は深まるばかり。
誰か原因分かる方居たら教えてください。

2012年9月4日火曜日

EF400mm/F5.6Lの試写 at 天王寺動物園 その1

先日、新しく導入したレンズ、EF400mm/F5.6Lのテスト(試写)で天王寺動物園に行ってきた。

先に結論を書くと・・・
□画質は十分使えるレベル
サンヨンより上かも?

□ISはなくても慣れれば大丈夫
普段、70-200mm/F2.8L以上の望遠レンズを手持ちで使うことがないのと、サンヨンでもISをOFFにしているので問題ないかな。
※EF300mm/F4LでISをONにした場合、連写速度が落ちてシャッターが切れないことがあるため。

□最短撮影距離が3.5mと長い
これが一番の弱点になるかも知れない。
(フィールドスポーツなど)撮影位置が限定される撮影で被写体がこちらに向かってくる場合、シャッターが切れないポイントを把握しておかねばならないかも。

□300mmは300mmで必要?
現在、望遠域のレンズとして、70-200mm/F2.8Lと300mm/F4L、120-300mm/F2.8を使用しており、400mm/F5.6Lの撮影結果によっては300mm/F4Lが必要なくなるかな?とも思っていたけれど、上記の『寄れない』というデメリット以外にも『400mmだとアップになり過ぎる』と思うことがあったので、やっぱり300mmは300mmで必要かなという結論に。
しばらくは4本の望遠レンズを併用してみようと思う。

以下、全て1D XとEF400mm/F5.6Lの組み合わせで撮影。
※ペンギンと2度目のシロクマの一部で300mm/F4Lを使用。

画像クリックで若干拡大(flickrへ移動)します。
001
チンパンジー
けだるい午後のひと時
その1

002
チンパンジー
けだるい午後のひと時
その2

003
チンパンジー
けだるい午後のひと時
その3
ちょっとこっちを見てるような


004
チンパンジー
こちらは上とは別のカップル(親子かも)

005
アシカ
多分子供
見事に熟睡

006
アシカ
こちらをチラ見してるような

007
アシカ
大きな声で吠えていた

008
アシカ
でかいので多分ボス
これまたコチラをチラ見?

009
アシカ
でかいので多分ボス
おすまし顔

その2へつづく。

2012年8月24日金曜日

×1.4テレコン(エクステンダー)比較

スチルカメラをフルサイズ体制に移行したため(7Dも一応残してあるが)、なるべく画質と性能をキープしたまま焦点距離をかせぐべく(といっても常用するつもりはないが)、キヤノン純正の×1.4のエクステンダー III型を購入してみた。

実際の写りについては、まだ試写どころかレンズに着けてもいないのであらためるとして、とりあえず手にした感想は『重い』ということだった。
で、あらためて今手元にあるテレコンといくつかの項目について簡単な比較をしてみた。
比較したテレコン(エクステンダー)は以下の3つ。

□Canon EXTENDER 1.4× III型
http://bit.ly/bYfkoQ

□SIGMA APO TELE CONVERTER 1.4× EX DG
http://bit.ly/PFIwlK

□ケンコー(Kenko Tokina) デジタルテレプラス Pro 1.4× DG(DGX)
http://bit.ly/PfHYT1
※DGとDGXについての違いは、Exif情報が実際の焦点距離と絞り値が表示されるかどうかの違い(DGXは実際値でDGは装着しない値)で、その他性能などは同じ。

【重量】
□Canon:225g
□SIGMA:160g
□ケンコー(Kenko Tokina):132g

【価格】
※2012.8.24現在/参考:価格.comの最安価格

□Canon:37,500円
□SIGMA:18,538円
□ケンコー(Kenko Tokina):15,461円


【写り】
※実写した訳ではないのと、レンズとの相性もあるのであくまでも一般論
Canon>SIGMA>ケンコー
価格順。

【汎用性】
※Canon純正はレンズとのマウント部が大きく突出しており、SIGMAは少し突出、ケンコーのは突出していないという単純な理由から推定
ケンコー>SIGMA>Canon
価格と逆。

ちなみに、手持ちのレンズでテレコンを使おうと思っているのは、SIGMA 120-300mm/F2.8 EX DG HSM。
あと、ひょっとすると70-200mm/F2.8 L(IS無し初代)とEF 300mm/F4 L(EF 400mm/F5.6 Lを買ったので、そっちを使うと思う)で使うかも。
実写については、これから時間を見つけてテストしていく予定。

以上のことを書いてみてあらためて思ったことは、自分の使い方だと上記の望遠レンズにさえ着けば良い(当然だが標準や広角で使うつもりはない)のと、とにかく少しでも画質と性能(AF速度)の劣化が防ぎたいので、ケンコー製は必要なくなるかな。
SIGMA製もCanon製を使えば必要ないのだが、例えば1D Xに70-200mm/F2.8 L+純正エクステンダー、5D IIIや7Dに120-300mm+SIGMAテレコンという2台体制で撮ることもあるかも知れない(今すぐにそんな体制で撮る状況が思いつかないが・・・)ので、そんな時のためにしばらくは手元に残しておこうと思う。

2012年8月9日木曜日

フルサイズとAPS-Cの超広角レンズ画質比較

スチル撮影でのメイン機を、7Dと5D Mk IIから1D Xと5D Mk IIIに変更したため、少し前から気になっていたフルサイズとAPS-Cでの超広角域の比較を行ってみた。

【条件】
□使用カメラ:5D III+17-35mm/F2.8-4.0(TAMRON)と7D+10-22mm/F3.5-4.5(EF-S)
※7Dの組み合わせは35mmフルサイズ換算で約16-35mm
□画像サイズ:Sファイン
□手持ち
□ISO:100
□AF:センター1点
□撮影モード:絞り優先
□露出補正:無し
□F5.6→F8→F11(開放域で撮ることはほとんど無いため、開放域はテストせず)
□ワイド端とテレ端で連写せずに2カットずつ撮影

【結果】
※百聞は一見にしかず、なので気が向いたら画像もアップしたいところだが、今回はあまりにもテキトーにマンションの廊下から撮ったのでとりあえず文字のみで。

正直、EF-Sの性能(画質・AF速度)が良いので、F8まで絞ればそんなに差は無いと思っていたが、結果としては、どっちのボディ(レンズ)で撮ったかブラインドでもすぐに分かるレベルだった。
これは、レンズ性能というよりもフルサイズとAPS-Cとの差といった方が正しいのかも知れないが、絶対的な差として『解像感』が挙げられる。
17-35mm/F2.8-4.0の場合、F5.6でも(周辺は若干流れるものの)、中心付近で十分解像感があり、仕事でも使えるレベルだった。

少し大げさな(&大雑把&誤解を招くかも知れない)書き方をすると、フルサイズのF5.6とAPS-CのF11を比較しても前者の方が解像しているように見えた。

うーん、こうなるとますます7Dが緊急用テレコン的な使い方に限定されてくるな。


【追記】
上記の差が特に大きいのはワイド側での撮影結果であって、テレ側だとEF-Sもそこそこ解像しており、テレ側ほどの差は感じられなかった。

2012年8月3日金曜日

AG-AF105の悲劇

AG-AF105を使用してマルチでステージを撮る時に、70-200mm/F2.8Lなどの1kgを超えるレンズを使おうと決めたものの、レンズサポートの調整が手間で、いっそGH2に付けてしまおうということになり、じゃあAF105はどうするんだと単焦点付けてホール内をウロウロしてみるものの良い場所がキープできず、結局AF105に純正14-140mm/F4.0-5.8を付けてせっかくの良さを殺してしまったり、広角で引きの押さえを担当させてしまったり。

きっと、誰しもそういうアホな経験をしてしまったことがあるはず。
いや、おれだけか?

2012年7月1日日曜日

5D Mark III試写(夜の中之島~梅田)

某日、5D Mark IIIの試写を兼ねてチャリ&歩きで夜の街へ。
とりあえず4カット。

撮りっぱなしではないので高感度サンプルとしてはどうかと思うが、逆に露出は少しアンダーにしているカットもあり。そして全て手持ち。

ちなみに、以前にも5D Mark IIでほぼ同じところを同じく手持ちで撮っているが(コチラを参照)、その時は感度とノイズとSSとブレとのバランスで若干悩みながらの撮影だったことを思うと5D Mark IIIになってより感度に強いカメラになったことを実感できた。
もちろん、きちんと撮るなら三脚使って感度も(SSも)落として撮るのが基本だが。

※画像クリックで拡大表示
※拡大画像クリックで次の画像へ

※元の表示に戻る場合は、ページ右上の×をクリック
EOS 5D Mark III
Tamron 17-35mm F2.8-4
1/60 F4 ISO6400
Lightroom4.1

EOS 5D Mark III
Tamron 17-35mm F2.8-4
1/50 F4 ISO12800
Lightroom4.1

EOS 5D Mark III
Tamron 17-35mm F2.8-4
1/50 F4 ISO12800
Lightroom4.1

EOS 5D Mark III
Tamron 17-35mm F2.8-4
1/50 F4 ISO10000
Lightroom4.1
窓の写りこみ生っぽくて歓迎(という言い訳)














































































続く・・・かも。

2012年4月18日水曜日

バラバラになったeneloopの管理方法

はじめに。
すぐにカラーのeneloopに買いなおせという突っ込みは無しの方向でお願いします。

仕事でeneloopを6~7セット使っている(この時点で何かの機材に入れっぱなしになっている可能性があり、何セット持っているかきちんと把握できていない)。
用途として一番出番が多いのがストロボ(580EXII・550EX)。
なので、普通に使っていれば4本1セットがバラバラになることはないはずなのだが・・・。

やっかいなのが、FR-2LEやH4nといった(ハンディ)レコーダーやビデオ撮影用のLEDライトなど、『バッテリーだけではなく単三電池も使える』機材類。
それらの機材の場合、使用する単三の本数が、2本だったり6本だったりするので、その都度1セットになっている中からバラバラと使ってしまい、そのうちどれがどのセットだったか分からなくなってしまっていた。

仕事で使う場合、必ず前日にフル充電状態にしておくのだが、先日ある撮影の時にストロボが発光しない状況が発生(結局、そのトラブルは580EXIIの仕様らしいということで一旦解決?している)。
その時にふと思ったのが、『今使っているエネループの使用期間及び充電回数はどの程度なんだろう?』という疑問。
詳細はメーカーの仕様を見てもらうとして、その消耗具合を調べる方法が気になってメーカーに問い合わせてみた。
いただいた回答は『それぞれのeneloopがどの程度消耗しているかというのは調べようがありません』(おれ訳)ということだった。
メーカーの回答がそれであるならば、もう自分ではどうしようもないなと思い、どこかのタイミングで全部カラーのeneloopに買いなおししないといけないかも。と考えていた。

しばらく経ってから、ふとハゲハゲになったeneloopに目をやった時、型番らしき文字を発見。
多分、新品の状態だと見えにくいとは思うが、ちょうど文字が入ったシール?の切れ目あたり(+と-のマークが入った上あたり)をよく見るとその刻印文字が確認できる。

すぐに一通りeneloopを集めて型番ごとに並べてみると、無事4本セットにすることができたので、カラーの油性マジックで印を付けてみた。

これでしばらく様子見。

2012年3月5日月曜日

某大学の撮影現場にて

昨年末の撮影現場で待ち時間にパシャリ。
この時はサブのカメラマンとして行ったので、画の調子を合わせるために台数が揃っていたZ1Jを使用。
既にディスコンとなったカメラですが、モニターが大きくてとても見やすいし、オートでもそこそこキレイに撮れるので記録にはいいカメラだと思います。

ちなみに、この時AF105を引きの画固定で使っていたが、撮影終了後に映像チェックできず&焼き付きのような謎のラインがモニターに。
結局、メーカー送りとなったが原因不明のまま新しいボディと交換になりました。
撮ったデータ自体は無事で、何故か帰宅したら焼き付きのように見えたラインも消え、再生も問題なく可能だったという謎の現象。
依頼元の会社の方がハラハラされていました(当たり前だ)。
ご心配お掛けして申し訳ありませんでしたー。

2012年2月21日火曜日

イメージ映像が撮れるカメラマン募集中!

写真と映像を一緒に撮る現場や、記録映像とイメージを一緒に撮る現場で一緒に撮ってくれるカメラマンを募集しております。
写真か映像がある程度撮れる方であれば、機材不要(貸し出します)です。
また、カメラの使い方や撮り方も当方でレクチャーいたしますので、撮りたいという気持ちがあれば経験が無い方でも結構です。
興味がある方は、以下をご覧ください。
http://www.studio-hinata.net/html/bosyu.html
よろしくお願いいたします。

2012年2月18日土曜日

普通のダンボールでした

3.5inchのHDDをPCに接続するのに、eSATA接続の玄立(http://p.tl/ilBt)やUSB3.0接続のKURO-BAKI(通称HDDスリッパhttp://p.tl/xu7I)を使っている。
ケース入りのものと比べて場所はとらないし、HDDだけ買い増しして入れ替えすればいいので大変重宝している。

HDDスリッパ

ただ、当然のことながら、容量がいっぱいになったHDDや使わない時のHDDの置き場所に困る訳で・・・。

で、いろいろ探した挙句、『裸族の村 ブラック蓋付き』(http://p.tl/EirU)を発見。
どこからどうみてもただのダンボールなので、少し買うのをためらっていたが、日本橋PCワンズに行った時に売っていたので結局購入。

想像通り、まんまダンボールを組み立てるだけだったけれど、まあ剥き出しのまま机の上に並べているよりはマシかもと思い使用中。


2012年1月16日月曜日

AG-AF105の液晶保護シートトラブル

Panasonicの業務用カメラAG-AF105に貼る液晶保護シートを探した。
それについては以前も書いたと思うが、汎用品をカットしたりしつつ(自分のミスもあって)3度貼りなおした。
で、最終的に以下の液晶保護シートを選んで付けてみた。
SONY PCK-L35WD
http://www.sony.jp/handycam/products/PCK-L35WD/index.html
専用シート(フィルム)では無いので若干モニターより小さいのだが、まあ違和感が無いのでいいかと思い作業へ。
ところが、三層になっているフィルムの最後に剥がす1枚がどうやっても剥がれない。
爪先でもダメ、ピンセットでもダメ、カッターの先でもダメ。
あまりやり過ぎて液晶に傷が付いてはバカらしいので、一旦その状態のままSONYにTEL。
ところが、SONYは商品には何の問題も無くきちんと剥がせるという。
しかし、何度やっても剥がれないことをしつこく告げたところ、渋々新しいものを送ってくれることになった。

で、今回AF105に不具合があり、点検→新品となって返ってきたところ、Panasonicさんには電話でくれぐれもお願いしたのだが、やはり保護シートの貼り換え作業が上手くいかなかったらしく、結構な量のホコリが混入している。
担当者に電話してみるも、液晶保護シートについてはユーザーが勝手に貼ったという扱いになるらしく補償は無いとのこと。

仕方なく、また購入かと思い検索していると以下の記事が・・・。
『液晶保護シート無償交換終了のお知らせ』
『液晶保護シート「PCK-L35WD」(3D“ハンディカム”「HDR-TD10」専用)の生産初期の一部の製品におきまして、液晶保護シートを液晶パネルへ貼りつける際に剥離シートが剥れにくい場合があることを確認しました。』
http://www.sony.jp/handycam/info2/20110616.html

思わず絶句。

なんていい加減なんだ。
もういちいち電話はしないが声を大にして言う。いや書く。
バカヤロー

2012年1月15日日曜日

GH2用に『握 カメラグリップ』を買ってみた

昨年だったろうか。
やっぱりコンデジは所詮コンデジだなと、突然PanasonicのLX3を手放して普段用のカメラを持ち歩かなくなった。
LX3は非常に性能がいいもんだから、逆に普段仕事で使っているカメラと比べて欠点が見えるようになってしまった。こういうのも一種の職業病なのかも知れない。

ただ、やはりブログ用というかちょっとした画像を撮るのに5Dやら7Dを持ち出すのも何だなーと思うようになり、Canon SX130を買ってみてそのコストパフォーマンスの高さ&フィルター類の面白さに驚いたもんだが、あまりにも使いやすいので父にあげてしまった。
その後は特に魅力的なコンデジも見当たらず、また仕事で忙しい時や機材を大量に運ばねばならない時にはケーブル1本でも減らしたい気分なので、コンデジなんてもちろん持っていかなかったりするので、またしばらくコンデジ不在のまま過ごしていた。

話は変わるが。
GH2を導入した当初、動画オンリーで写真を撮るつもりは全く考えていなかったので、動画専用機として付属のストラップは使わずにボディ右側にマイクを乗せるのを兼ねて別のグリップを付けていた。

そして、上記の通りコンデジ持ち歩く/持ち歩かないの繰り返しで今度はまた日常を撮りたくなるターンの到来。
そういやGH2って写真も撮れるんだったということを突然思い出し、14-140mmはでかいので無視して14mm/F2.5パンケーキオンリーでちょこちょこ撮るようになった。
個人的な意見としては、レンズ自体は18cm~から寄れるのだが、何せ35mm換算で28mmの広角レンズなのでブログように小さいものを撮る時に引きの画になってしまうという弱点?がある。
あとはフレアが結構出るが元々フレア・ゴースト好きなのでそれは特に気にはならない。

ここからようやく本題。
普段GH2を持ち歩くのに、ストラップを付けようかと思ったが、メインの動画を撮る時にまた外さないといけないのでそれは却下。
しばらくストラップ無し(後付けのグリップも無し)の状態で使ってみたが、撮影中に落としそうで怖い。
ということで、いわゆるハンドグリップストラップというのか、KENKO『握 カメラグリップ』を買ってみた。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq-digital/accessories/nigiru/camera-grip/

しばらく使ってみた感想。
もっとしっかりグリップするのかと思いきや、下の画像の通り手の甲ではなく指の関節より少し上を押さえる感じになり慣れが必要。
あとは、これを付けた状態で立てて置くと非常に安定が悪くなり、机の上などに置く時に寝転ばすなどしないと危ない感がある。
クルマの助手席などにテキトーに置くと転んで落ちる可能性あり。

まあそれでも、持ち歩いていて落とすよりは確実にマシなのでもう少し使ってみようとは思うが、結局家から出る時に手に掛けておく訳ではなく、カメラが入るバッグが必要という結論。

少しトイフォト風に
鏡拭けよ


【2012.06.02 追記】
2~3ヶ月ほど使ってみたが、結局以下の理由により使わなくなってしまった。

□グリップを取り付けるために三脚穴ネジがふさがれてしまう(グリップネジにも三脚穴はついているが不安定になる)

□上記とよく似た理由だが、バッテリー交換をする際にグリップ固定ネジを外さなければならず、そのひと手間が仕事で映像を撮る際に非常に面倒。

□いつまで経ってもホールド感の若干の違和感が消えず。

写真しか撮らず(バッテリー交換をあまりせず)、ホールドに違和感を感じない人ならいいかも。

2012年1月8日日曜日

Mac OS X(10.3.9)→Windows7/XPへのファイル移行経過備忘録 その1


ようやく、MacにつないでいたHDDのうちの1台目のファイルの移動(コピー)があと少しで完了というところで、何故かWindowsXPとのフォルダ共有が切れてしまい、何度再起動してもケーブルを変えてもルーターを変えてもダメという状態に陥る。

仕方なく、HDDで移行をしようと思い、空のHDDを探してフォーマットしようとするが、Windows7/XPではNTFS→FAT32に出来ないことが判明(容量の問題らしい)。
検索したところ、BUFFALOが無料配布しているDisk Formatterというソフトを使い、強制的にFAT32にできることが分かり安心するも、いざ作業をしようとすると『80GBで30時間かかります』という警告が。
手元のHDDは250GB。想像しただけで気が遠くなりそうだったので即中止。

とりあえず画面すら見るのが嫌になってきたので、先にMacを長年置いてあった机の上から下ろして玄関へと移動。
Windows XPで16GBのUSBメモリをFAT32でフォーマットし、現在それをMacでMS-DOSに変換しているところ。

ちなみに、もう何年もMac使ってなかったので、ディスクユーティリティなんてどこにあるか分からなかった。というか操作全般忘れがち。

しかし、この作業いつ終るんだろ。
正直疲れた。

続く。のか?

LEDライト CN-126の改造

昨年の秋頃、ひとりで某イベントをビデオ撮影していた時のこと。
予想以上にその会場が暗く(目視では問題無いレベルだが)、HMC45は常にゲインMAX状態で何とかというレベル。
で、当然用意していたハンディタイプのLEDライト(CN-126)を装着して撮ることに。
ティーダ LEDライト CN-126
http://p.tl/r1XY
このライト、安くて軽く、色に変なクセがある訳でもないので、そこそこ寄りが必要で今日の会場暗いかな?という時にはたいていカメラバッグに放り込んでいた。
ディフューザーも付いてるし、単三もSONY/Panasonicのバッテリーも使えるしで非常にコストパフォーマンスの高いライトだと思う。

ただ、このライトの弱点がひとつ。
それは(プラスチック製の)脚が弱い点。
『Z型』といえば分かりやすいだろうか。
角度調整をしやすくするため?に角度変換用のネジ部が2ヶ所あって、そのつくりのせいでカメラのシューにつけた時、ライトの自重で微妙にライトがグラグラする。

で、その撮影当日。
撮影を開始して1時間ほどイベント前のイメージカットを撮り、そろそろイベント本番が始まるという時、そのグラグラのせいか、微妙にライトが傾いているのが目についた。
写真も映像も傾いているのが人一倍嫌いなおれ。
光源自体が傾いている訳でもないし、パッと見は分からないレベルだけど、ハンディでカメラを構えた時にどうも気になって仕方がない。

撮影の合間にその傾きを直そうと、何度か手でライトを押していると、突然『バキッ』という音が。
そう、ライトの脚が根元から折れてしまった。

正直、かなり焦った。

周りに悟られないように平静を装い、イベント会場でテープや輪ゴムを借りてグルグル巻きにして固定を試みて撮影を再開。
なるべく急なパンなどを避けて上下左右に振らないように撮ってみるが、三脚から外してハンディにした時に再度落下しそうになり、もうそれ以上ライトに構っていられず、結局ライト無しのまま撮影を終えた。

結局、撮影自体が記録物だったので映像は特に問題なかったのだが、そのライトのことで凹みながら帰宅。
折れた部品をあらためて見た時、一瞬ライトごと捨ててやろうかと思ったが、そこは一休さんのごとく落ち着いてしばし考えてみる。

チーン。という音はしなかったが軽くひらめいた。
そう、ライト部分は問題なく使えているので、無駄な脚部分を捨ててしまって何とかライトをカメラに直付けできないものだろうか。

そしてネジを取り寄せ、ホームセンターを物色して苦手なDIYにトライ(電動ドリルなんて久しぶりに使った)。
ちなみに、上記にも書いた通り、ホントにこういう作業が苦手なので、一気にやらずに(出来ずに)思い出した時にチマチマと作業して放置、また思い出した時に作業して放置の繰り返し。
CN-126が使えない間は別のLEDライト(YN-160:これもCN-126と同じ形状の脚部分だが、こちらはCN-126ほど弱くない感じなので現在もそのまま使用中)を使用して撮影。

作業してからしばらく時間が経っているので記憶があいまいだが、今回使ったのは以下のネジ。
http://p.tl/4mSV
メス側はホームセンターで調達。
あとはライトの設計上、訳あってワッシャーが使えずボンドで補強。
そして完成したのがコチラ。
『ライト』のテプラは突っ込まないでください

あとは、直付けだと角度調整ができないので、以下のようなもので調整。
LPL ユニバーサルボールヘッド

ちなみに、上に書いたワッシャーの問題や実際にライトをバラす手順、どの位置にネジ用穴を開ければいいのかなど、めちゃくちゃ丁寧に写真付きで解説されているサイトがあるので、実際に作業をされる方は以下のサイトをご参考ください(別の方のサイトです)。
私も参考にさせていただきました(ありがとうございます!)。

『てーへんカメラマンの日々』
CN-126改造-1

CN-126改造-2

2012年1月7日土曜日

続・カメラマン手袋

1年ほど前にこんなことを書いた。
http://p.tl/4ujM
要するに100均の手袋の人差し指と親指の先を切るという、何とも単調な方法だけど寒い日には結構有効だった。

細かいことになるが、100均の手袋の指先を選ぶ際とカットする際の注意点。

1)ニットタイプではないものを選ぶ
ニットタイプをカットするとすぐにほつれてくる可能性あり。
とはいっても、縫製をしていないので編み上げタイプではなくても全くほつれない訳ではないが。

2)カットする際は指のほんの先だけを切る
操作しやすいと思って最初に3cm以上切ってしまうと、装着した時に指が半分以上出てしまうことになりみっともない。
自分の場合はこれで失敗してひとつ捨てました。


で、今回はさらにその続編。
今年の冬は、昨年に比べて屋外での撮影が少ない。
その一因は、登録カメラマンとして撮影させていただいていた某社が撤退したことによる。
これを読んだだけで『あ、あそこね』という人は少なくないと思うが、本題はそこでは無いのと、その某社には短い間だけれどお世話になった&カメラマン仲間が増えたので個人的には感謝しているので、その点は置いといて。

前回の投稿で、さらにオススメの手袋があると書いたのは、たまたまg.u.で見つけた手袋で、千円を切る価格で売られていた激安の手袋。
最近はg.u.に行っていないのと、オンラインショップで見る限りはメンズ/ウィメンズともにその手袋は見当たらないが、よく似たのを発見した。
以下、画像を貼るのが面倒なので全てURLのみで紹介。
http://p.tl/pS5h

これを見て気付いた人も多いと思うが、要は『カメラマン手袋』でなくても、最近流行りの『スマートフォン用手袋』で探せば結構似たようなのが出てくる。

ちなみに、カメラマン手袋(グローブ)としてカメラ用品メーカーから発売されているのはこのあたり。
・エツミ カメラマングローブ E-6142
http://p.tl/ZNFK
E-6141とか微妙な型番違いはサイズ違いによるもの

・ハクバ フォトグローブ
http://p.tl/OrpZ
ロープロブランドなので個人的には好き

・エツミ シューティンググラブ M-7861
http://p.tl/6aa3
マーティンブランド
こちらも微妙な型番はサイズ違いみたい

・マーティン マルチシューティンググラブ M-7850
http://p.tl/ViIx
同じくマーティンブランド
上の製品との違いは外せるのが人差し指と親指だけか、全ての指かの違い
関係ないが、amazonは『グラブ』を『クラブ』と書いたり、表記に統一性がなかったりすることがあるので型番で検索するのが良いかも知れない

・モンベル(mont-bell)カメラマングローブ
http://p.tl/xeyq
指先が外れるのではなく滑り止めを付けてカメラ操作をしやすくしているタイプ
極寒地ではこちらの方が良いのかも

その他、以下はカメラマン手袋として販売されていないモノも含めて(一部異端)それらしいものをざっと紹介。
http://p.tl/RXfG
http://p.tl/6Qp1
http://p.tl/17Kz
ヒジョーにシンプル

http://p.tl/gtRD
さらに寒がりな方用?
薄手のものと重ねても使えそう

http://p.tl/Ae3w
http://p.tl/0lfF
こうなると、もう趣旨が違うような気もするが・・・

そして最後に。
上で紹介したg.u.の手袋が買い替えできないようなので、自分はコレ↓に買い換え(というか買い増し)ました。
無印良品『中わた入りミトンにもなる半指手袋』(ネーミング長っ!)
http://p.tl/0lac
g.u.の手袋や上で紹介したものと違う点は、親指までカバーがあるところ。
あと、付いているボタンが少~しだけお洒落。

以上、カメラマン手袋の紹介でした。