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2013年3月4日月曜日

さらば相棒

つってもARBの名曲ではなく、レンズの話。

スチルで使うカメラを、7D+5D Mark IIの組み合わせから1D X+5D Mark IIIに変更した。
5D Mark IIについては、今後出番が無いと判断してすぐに手放したが、7D(2台)については、絶対的な焦点距離のアドバンテージと予備、また一眼映像で複数カメラが必要な時のために、しばらくは手元に残しておくことにしたした(全く使っていないが・・)。

で、本題のレンズ。
現時点で一般的なスナップ撮影のメインは24-105mm/F4 Lを使っており、それ以上の広角が必要な時はTAMRONの17-35mm/F2.8-4.0、もしくはEF-S 10-22mm/F3.5-4.5を7Dで使っていた。
この2本、前者をフルサイズ限定で使ったとすると、35mm換算ではほぼ同じ画角になる。
メインカメラをフルサイズ2台体制にしたことにより、当然スナップ撮影で7Dを使う機会はほぼなくなり、それによって10-22mmもほとんど出番がなくなっていた。

余談になるが、上記2本の広角レンズを比較して後者にメリットがあるとすれば、AFの合焦スピードだろうか。
例えばスクールフォトで子供たちが歩いているシーンを撮影した場合、TAMRONの17-35mmと純正の10-22mmだと後者の方が歩留まりが良い。

話を戻して。
先日、ふと同じ画角で使わないレンズを置いておいても仕方ないことに気付き、あらためて2本の超広角レンズをそれぞれEF-Sは7Dに、TAMRONは5D IIIに装着して撮り比べてみた。
結果としては、レンズ名に『L』は付かないものの、それに匹敵する描写をすると言われるEF-S 10-22mm/F3.5-4.5であるが、そこはフルサイズとAPS-Cの違い。
レンズ性能差よりもボディの差の方が大きく、F5.6、F8、F11全てにおいてTAMRON 17-35mm/F2.8-4.0の方が明らかに解像していた。
となると、EF-Sを残しておく意味は見つからず、すぐに売却処分しようと思ったところ、ちょっと引っ掛かることあった。

それは映像用のレンズとしての超広角レンズ。
EOSで撮る際においては、上記の通りTAMRONのレンズで撮ればいい。
ただ、どうしてもAG-AF105やGH2で撮りたいと思った時、今のところ標準の14-140mm/F4.0-5.8か14mm/F2.5(35mmフルサイズ換算で28mm相当)が最広角のレンズとなる。
それ以上の広角で映像を撮ることは稀というかウチの仕事ではまずないと思われるが、それ以上の広角で撮る、撮りたいとなった時、Panasonicの7-14mmを導入する、もしくは(EF-Sも利用可能な)マウントアダプターを使って10-22mmを使う。
35mm換算すると、前者は14-28mm、後者は20-44mm。
AFや絞り操作、描写など全てにおいて確実に前者が上回るだろうが、その半分趣味のような領域のレンズにおいそれと7万5千円は出せない。

いや、長くなった。
結論からいうと、EF-S 10-22mmは既に手放して手元にはない。
書きかけのままのテキストメモがずっとデスクトップに放置されていたので、断捨離も込めてアップ&テキスト削除。

EOS 10Dを盗難で失った後、20Dを新品で買った際に同時に新品で手に入れ、ずっと愛用してきたEF-S 10-22mm。
さらば相棒。
それが書きたかった。

2012年9月21日金曜日

GINI RIGSからリグが到着

少し前からtweetしていた海外サイトでポチった機材が届いた。
GINI RIGS(http://www.officialginirigs.com/)から買ったリグ。

何故、今リグが必要なのか?
PanasonicからGH3、SONYからはα900、NEX-VGの新モデル、CanonからはC100や廉価版フルサイズの6D・・・。
各社、足並みを揃えたかのように新機種の発表ラッシュ。
だが、ウチの場合は今年スチルカメラを5D IIと7Dの組み合わせから1D Xと5D IIIに入れ替えフルサイズ化を図った(7D 2台は手元に残しているが)。

だからというつもりはないが、正直、今のところGH3をはじめとする新しい映像用のカメラを導入するつもりはない。
ただ、その代わりGH2や1D X、5D IIIをもっと積極的に映像撮影の現場で使おうという狙い。
特にGH2については、(被写体によって向き不向きはあるにせよ)個人的に本当に素晴らしいカメラだと思っている。
ただ、これまではお客さんの手前上、『いかにも民生機』『いかにもコンパクトデジカメ風情』のカメラを使いづらいという気持ちもどこかにあった。
以上で前置き終了。

その気持ちを取っ払うため。
ただその1点においてのみリグを導入することにした。
フォローフォーカスなんかは正直オマケである(あればあったで使いやすいのは間違いないが、MF前提のレンズを選ぶだけでこの問題はたいてい解決すると思っている)。

じゃあ、何故GINI RIGなのか。
答えは安いから。これもただその1点においてのみ。コスパ万歳。

実は、リグを物色しはじめた時、もっと安いリグを発見してほぼこれに決めようかと思っていた。
フォローフォーカス付きで23,000円。プロ機材もビックリ価格。
http://goo.gl/tVodB
ただ、このリグには落とし穴というか個人的にどうしても気に入らない点があって、それは一見マットボックスに見える一番前の部分。
そこをよく見てみると、それが単なるレンズフードという点。
気にしない人はそれでいいのかも知れないが、フツー、この形状してたらフィルター入れるスペースあると思いませんか?
ということで、(見掛け優先とはいえ)その中途半端な仕様が気に入らず却下。

その他、有名どころ各社見てみたが、どれも高い(自分には高く感じる)。
で、たどり着いたのがGINI RIG。
マットボックスこそないものの、リグとフォローフォーカス一式(送料込み)で40,000円を切る程度。
GINIのリグにもいろいろな種類があるが、

注意点は、GINI RIGSで購入すると、フォローフォーカス用のレンズギアが付属しないという点(フォローフォーカスモデルを購入しても付属しない。謎)。
あとは、フォローフォーカスの有無、(モニターやライト、レコーダーなどを装着する)クランプと自由雲台、バランス保持用ウェイトの有無で価格は前後するので必要に応じて購入すれば良いかと。

さて、まだまだ書くことはたくさんあるがキリがないので画像。
画像クリックで若干拡大(flickrへ)。
01
普段、箱なんて撮ることはないが、購入後にメールがなかったのでちょっと不安だった
到着した時に思わず安心したついでに記念の1枚

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giniの文字

03
検品チェック済み

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こんな風にパーツごとにゴロゴロと入っていた

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組み立て図がないので、何をどこにどう使うか分からず

06
グリップであることだけは分かるが、同じく組み立て方が分からず

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自由雲台ということは分かるが(略)

08
とりあえず意味もなく並べてみた

09
梱包材に現地の新聞

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バランス用ウェイト

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並べてみた
その2

パーツを並べてみたものの、組立図がなく、これまでの人生でプラモすらまともにつくったことが無いオレは、しばし放心状態に。
仕方なく、ネットでいくつか探し当てた画像を凝視しつつ組み立て開始。

12

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少しだけそれらしくなってきた

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フォローフォーカス

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一旦組み立て完了
何故かパーツが余っているが見なかったことに

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GH2とマイク、外部モニターを装着

ちなみに、上の画像でcokinのフィルターホルダーを着けているが、こいつがフォローフォーカスと干渉してしまい、仕方なくフォローフォーカスを外した状態に

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これがcokinのフィルターホルダーを外し、通常のレンズフードでフォローフォーカスを付けた状態
両方使いたい場合はどうしよう
今後の課題
ちょっとだけ歩き出しそうな図

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あまり期待していなかったが、フォローフォーカスが非常に滑らかで驚いた

21
グリップとショルダー分を外した状態
普段、手持ちで撮ることはあまりないのでこれがデフォルトか

2012年8月3日金曜日

AG-AF105の悲劇

AG-AF105を使用してマルチでステージを撮る時に、70-200mm/F2.8Lなどの1kgを超えるレンズを使おうと決めたものの、レンズサポートの調整が手間で、いっそGH2に付けてしまおうということになり、じゃあAF105はどうするんだと単焦点付けてホール内をウロウロしてみるものの良い場所がキープできず、結局AF105に純正14-140mm/F4.0-5.8を付けてせっかくの良さを殺してしまったり、広角で引きの押さえを担当させてしまったり。

きっと、誰しもそういうアホな経験をしてしまったことがあるはず。
いや、おれだけか?

2012年3月5日月曜日

某大学の撮影現場にて

昨年末の撮影現場で待ち時間にパシャリ。
この時はサブのカメラマンとして行ったので、画の調子を合わせるために台数が揃っていたZ1Jを使用。
既にディスコンとなったカメラですが、モニターが大きくてとても見やすいし、オートでもそこそこキレイに撮れるので記録にはいいカメラだと思います。

ちなみに、この時AF105を引きの画固定で使っていたが、撮影終了後に映像チェックできず&焼き付きのような謎のラインがモニターに。
結局、メーカー送りとなったが原因不明のまま新しいボディと交換になりました。
撮ったデータ自体は無事で、何故か帰宅したら焼き付きのように見えたラインも消え、再生も問題なく可能だったという謎の現象。
依頼元の会社の方がハラハラされていました(当たり前だ)。
ご心配お掛けして申し訳ありませんでしたー。

2012年2月21日火曜日

イメージ映像が撮れるカメラマン募集中!

写真と映像を一緒に撮る現場や、記録映像とイメージを一緒に撮る現場で一緒に撮ってくれるカメラマンを募集しております。
写真か映像がある程度撮れる方であれば、機材不要(貸し出します)です。
また、カメラの使い方や撮り方も当方でレクチャーいたしますので、撮りたいという気持ちがあれば経験が無い方でも結構です。
興味がある方は、以下をご覧ください。
http://www.studio-hinata.net/html/bosyu.html
よろしくお願いいたします。

2012年1月16日月曜日

AG-AF105の液晶保護シートトラブル

Panasonicの業務用カメラAG-AF105に貼る液晶保護シートを探した。
それについては以前も書いたと思うが、汎用品をカットしたりしつつ(自分のミスもあって)3度貼りなおした。
で、最終的に以下の液晶保護シートを選んで付けてみた。
SONY PCK-L35WD
http://www.sony.jp/handycam/products/PCK-L35WD/index.html
専用シート(フィルム)では無いので若干モニターより小さいのだが、まあ違和感が無いのでいいかと思い作業へ。
ところが、三層になっているフィルムの最後に剥がす1枚がどうやっても剥がれない。
爪先でもダメ、ピンセットでもダメ、カッターの先でもダメ。
あまりやり過ぎて液晶に傷が付いてはバカらしいので、一旦その状態のままSONYにTEL。
ところが、SONYは商品には何の問題も無くきちんと剥がせるという。
しかし、何度やっても剥がれないことをしつこく告げたところ、渋々新しいものを送ってくれることになった。

で、今回AF105に不具合があり、点検→新品となって返ってきたところ、Panasonicさんには電話でくれぐれもお願いしたのだが、やはり保護シートの貼り換え作業が上手くいかなかったらしく、結構な量のホコリが混入している。
担当者に電話してみるも、液晶保護シートについてはユーザーが勝手に貼ったという扱いになるらしく補償は無いとのこと。

仕方なく、また購入かと思い検索していると以下の記事が・・・。
『液晶保護シート無償交換終了のお知らせ』
『液晶保護シート「PCK-L35WD」(3D“ハンディカム”「HDR-TD10」専用)の生産初期の一部の製品におきまして、液晶保護シートを液晶パネルへ貼りつける際に剥離シートが剥れにくい場合があることを確認しました。』
http://www.sony.jp/handycam/info2/20110616.html

思わず絶句。

なんていい加減なんだ。
もういちいち電話はしないが声を大にして言う。いや書く。
バカヤロー

2012年1月7日土曜日

m4/3とM42とおれと

マイクロフォーサーズ。
一般的にm4/3(μ4/3)、MFT(Micro Four Thirds)と略されている。
それについて特に異論がある訳ではなく、フォーサーズ及びマイクロフォーサーズにあまり詳しくない自分としては、MFTよりもm4/3の方が分かりやすい表記方法だと思っている。

が、ここで個人的な問題がひとつ。
AG-AF105やGH2、7Dなどで映像を撮る時、M42マウントのレンズを使うことが多いということ。
このM42という表記がm4/3と紛らわしいというか、発音する分には関係ないが見ていて気持ち悪い。

『m4/3のカメラにM42マウントアダプターを使って撮る』

あらためて書くとそうでもないか。
いやでも個人的にはなんか気持ち悪い。
M42とm4/3、42と4/3。

じゃあいっそM42をプラクチカスクリューマウント、ペンタックススクリューマウント、Pマウントに変えてもいいのだが、そこは慣れの問題でやはり気持ち悪い。

・・・って、いい映像が撮れればどうでもいい話なんですが。
M42マウントの広角レンズ、Vivitar 28mm/F2.5のレンズキャップ
このレンズについては、特に色や描写が良いということはないが、広角で比較的明るいことと、(M42共通の)MFリングが回しやすいので使っている。

2011年12月14日水曜日

AG-AF105とDMC-GH2の標準レンズ導入

型番『AG-』は違和感が無いが『DMC-』はなかなか使わない。
と、どうでもいいことは置いといて。

クリエイティブ映像部隊のカメラ、AF105 & GH2用に今更ながら標準レンズ(14-140mm/F4-5.8)を導入(これまでマイクロフォーサーズのレンズは14mm/F2.5のみ)。
ちなみにm4/3(マイクロフォーサーズ)という表記、M42マウントレンズ使いのおいらにとっては非常に見づらい。
と、これまたどうでもいいことは置いといて。

何故今なのか?
GH2導入当初は、『暗いし、AF利くのにズーム手動なんて使えねーな』と思い、マウントアダプター経由でEFとM42のレンズを使っていたけれど、AF105導入にあたりウチでは一応『クリエイティブ映像部隊のカメラ』とは位置付けてはいるものの、いいカメラだけに記録映像部隊のカメラとしても積極的に使おうと思っているため。

で、レンズ。
早速ファームアップを済ませて触ってみる。

ん?SS固定でマニュアルアイリスにしてテレ端側の暗いF値(F5.8)固定で撮ってるのに、ズーム操作をするとF値が上下変動する。他のビデオカメラもそんな仕様だったっけ?

Panasonicの業務用カメラ部門に問い合わせてみる。
返答:「Panasonicというかマイクロフォーサーズレンズの場合、レンズ内でワイド端とテレ端で明るさが極端に変わらないように自動的に微調整する機能が入っています」(Panasonic談・訳おれ)とのこと。

なので、一応仕様として問題のない動作らしいが、それぢゃマニュアルアイリスの意味無いじゃん。
カメラマンとしては違和感ありありだわ。


追記
GH2でも同じ症状が出ることを確認(以下の追記で訂正)。
他の一眼(7D/5DII)やビデオカメラ(HMC45)には無い仕様なので頭の隅に留めておく必要あり。


2013.03.04 追記(&一部訂正)
記事を書いてから約1年3ヶ月。
現場でAF105と14-140mm自分以外のカメラマンがオペレートする時に、いちいち説明しないといけないのが非常に面倒。
あらためてメーカーに問い合わせても『本来はAF105の業務用専用レンズを開発すべきなんですが、内部事情でできておりません』とのことでAF105と14-140mmの組み合わせで未だ上記の状況は改善されておらず。

以下、追記第一弾の訂正。
あらためて確認したところ、上記の現象はGH2では起こらず。
例えば、F6に固定していくらズーム操作をしてもF6のまま。
メーカー曰く『GH2専用レンズなので』とのことだが、本来、それが当然だと思うのだが・・・。

まあ、AF105はマニュアルでアイリス(絞り)を操作できるレンズで使うのが正しいということか。

2011年12月12日月曜日

【続】SDHCカードの映像データをフォトストレージでバックアップしてみるテスト

昨日、ちょっとだけテストした映像データ→フォトストレージの転送テスト。

じゃあ、時間かかってもいいからバックアップしたい!という時、一体どの程度の時間差になるのか。
せっかくなのでデスクトップPCやネットブックとの比較もしてみた。

今回は、あくまでも前回の続編ということでタイトルを映像データとしたけれど、エラーが出た場合の原因などは特定できないと思われたので、条件を以下の通りに変更。
・データ量:エクスプローラー上のプロパティで3.0GB(転送先のストレージでは少し多く表示されたものもあった)の画像ファイル
・ファイル形式及び点数:RAWデータとJpegデータで109点
・上記ファイルをトランセンドのSDHCカード(class10/16GB)に入れてテスト

スタート。
※タイムは1度しか計っていないのと、1~2秒ほどの誤差はご容赦のほど。

1.デスクトップPC(Windows 7)→USB3.0接続の外付けHDD(2TB)へ
内蔵カードリーダー:3分32秒

2.デスクトップPC(Windows 7)→USB3.0接続の外付けHDD(2TB)へ
外付けカードリーダー(USB3.0):3分5秒

3.フォトストレージ
EPSON P-2500(40GB):8分16秒

4.フォトストレージ
飛鳥 Tripper V(160GB):5分55秒

5.フォトストレージ
海外メーカー COMPACT DRIVE PD70X(2.5inch 120GB):5分3秒
※注)CFアダプター経由:これについては後述

6.ミニノート(ネットブック)
DELL Inspiron Mini 9(Windows XP)→USB2.0接続のポータブルHDD(500GB)へ
内蔵カードリーダー:3分24秒

7.6.ミニノート(ネットブック)
DELL Inspiron Mini 9(Windows XP)→USB2.0接続のポータブルHDD(500GB)へ
外付けカードリーダー(USB2.0):3分35秒

以上のような結果となった。
その他のフォトストレージやノートPCもあるが割愛、というか面倒なのでパス。

個人的な感想としては、フォトストレージがもう少しがんばるかと思ったが結構遅かった。
P-2500については、容量の問題もあるので映像データのバックアップでの運用は厳しいかも。
フォトストレージで一番速かったPD70XについてはSDHCカードを受け付けてくれないので、『Extreme』と書かれたSDHC→CF変換アダプター(メーカー不明)を使用してテストをした。
また、PD70Xはプレビュー用のモニターが無いので、転送後はファイルの削除すらできない(PC接続後に可能となる)。
ただ、単純にファイルをバックアップするという用途においては、転送中にファイル転送完了数や容量は表示されるので、個人的には問題無いと思っている。
PD70Xでひとつだけ気になったのは、専用のACアダプターが別売り?で持っておらず、エネループ4本使用でテストをしたが、ファイル転送中にバッテリーマークが残り1つになったり0になったりした。
多分、SDHC→CFアダプターを使用したせいで、カード単体で使用するよりも多くの電源を必要とするせいだと思うが、それについては不明。
ただ、3GBの容量でもそんな状態だったので、16GBや32GBの容量をフルに撮影した状態だと外部バッテリー必須になるだろう。
で、思い出したようにMy Battery Proの充電を始めるおれ。すぐ使う予定ないのに・・。

最後に。
今回は全てのテストをSDHCカードで行ったので、CFカードだとまた違った結果になったかも知れない。
現実問題として、32GBのカードを2カメでそれぞれ1枚ずつ撮ったと仮定すると、フォトストレージではなく、少しかさ張るが最も速かったInspiron Mini 9を使ってデータ転送を行うことになるだろう。
ただ、その場合でも単純計算でカード1枚30分程度。2枚で1時間以上?
撮影後に飯食いながらバックアップとか、クルマの中で安定する場所を確保して帰宅しながらバックアップか。
まぁ、どうしても当日データ渡しとかバックアップが必要な時以外は使わないかな。
で、フォトストレージたちは引退か。

追記
Inspiron Mini 9で、USBカードリーダー2枚とか3枚同時に使った時はどの程度遅くなるんだろ?

2011年12月11日日曜日

SDHCカードの映像データをフォトストレージでバックアップしてみるテスト

映像のカメラをファイルベースカメラにしてからしばらく経つ。
とはいえ、ウチが実際に導入したのは結構遅くて、しばらくDVX100B 2台とDVC30、あとは民生機でがんばっていたのだが、それらテープ機を使いつつもSDHCカードを使った際の簡易バックアップの方法を考えていた。

最近tweetしていた通り、32GBのSDHCカード(class10)をほぼフルに撮った映像データ(クリップ数70ほど)をWindows7機にUSB3.0のカードリーダーで読み込ませたところ、30分以上との表示が出た。
これについては正確な時間は計測していないが、体感的にそれぐらいはかかっていたように思う。

USB3.0で、カード1枚の転送でこんなに時間がかかるようであれば、2カメ以上で32Gのカードを2枚以上バックアップ、しかもUSB2.0しか搭載していないノートPCや、ましてネットブックでそれを行うというのは、慌しい撮影現場において、また撮影後においても非現実的なように思えてしまう。
仮に泊まりでの撮影であれば夜にバックアップしたまま放置ということも考えられなくはないが、撮影後に車内でバックアップをしたまま走行・帰宅した場合、複数のカードをバックアップすることを考えると、よほど遠方でない、たいていの現場の場合はバックアップ中に帰宅してしまうに違いない。
しかも、車の振動でデータが飛んでしまう危険もある。

やはり、カードをたくさん買っておき、バックアップは撮らずにカメラに入れたまま持ち帰る(1枚しかカードが挿さらないカメラの場合はカードケースで保護した上で)か、どうしてもバックアップが必要で予算的に余裕があるのであれば、本来の業務的な使用方法(HDMI・HD-SDI経由で別のレコーダーにバックアップ)で使うというのが現実的なんだと思う。

ダメなものはダメなんであろうが、悪あがきでいくつかあるうちフォトストレージのうちの2機種で上記SDHCカードを転送するテストを行ってみた。
【EPSON P-2500(40GB)の場合】
□1回目・・・約1時間17分
□2回目・・・約1時間15分

【飛鳥 TripperV(160GB)の場合】
□1回目・・・約15分(ファイル数50ほどバックアップ済み)の時点でエラー→終了
□2回目・・・1回目と同じく途中でエラー→その途中から残りのファイルを指定してバックアップ→約22分で完了

2機種とも、転送したデータは問題なく再生できた(PC上で確認)が、大きな時間差とTripper Vで何故エラーが発生するのかは不明。
結論。
・仕事で使う以上、転送中にエラーで停止するのは怖い
・カード1枚で1時間以上もかかってしまうのは非現実的

ということで、とりあえずテスト完了。
今後も実際に運用しながらいろいろと検討。