2011年12月11日日曜日

SDHCカードの映像データをフォトストレージでバックアップしてみるテスト

映像のカメラをファイルベースカメラにしてからしばらく経つ。
とはいえ、ウチが実際に導入したのは結構遅くて、しばらくDVX100B 2台とDVC30、あとは民生機でがんばっていたのだが、それらテープ機を使いつつもSDHCカードを使った際の簡易バックアップの方法を考えていた。

最近tweetしていた通り、32GBのSDHCカード(class10)をほぼフルに撮った映像データ(クリップ数70ほど)をWindows7機にUSB3.0のカードリーダーで読み込ませたところ、30分以上との表示が出た。
これについては正確な時間は計測していないが、体感的にそれぐらいはかかっていたように思う。

USB3.0で、カード1枚の転送でこんなに時間がかかるようであれば、2カメ以上で32Gのカードを2枚以上バックアップ、しかもUSB2.0しか搭載していないノートPCや、ましてネットブックでそれを行うというのは、慌しい撮影現場において、また撮影後においても非現実的なように思えてしまう。
仮に泊まりでの撮影であれば夜にバックアップしたまま放置ということも考えられなくはないが、撮影後に車内でバックアップをしたまま走行・帰宅した場合、複数のカードをバックアップすることを考えると、よほど遠方でない、たいていの現場の場合はバックアップ中に帰宅してしまうに違いない。
しかも、車の振動でデータが飛んでしまう危険もある。

やはり、カードをたくさん買っておき、バックアップは撮らずにカメラに入れたまま持ち帰る(1枚しかカードが挿さらないカメラの場合はカードケースで保護した上で)か、どうしてもバックアップが必要で予算的に余裕があるのであれば、本来の業務的な使用方法(HDMI・HD-SDI経由で別のレコーダーにバックアップ)で使うというのが現実的なんだと思う。

ダメなものはダメなんであろうが、悪あがきでいくつかあるうちフォトストレージのうちの2機種で上記SDHCカードを転送するテストを行ってみた。
【EPSON P-2500(40GB)の場合】
□1回目・・・約1時間17分
□2回目・・・約1時間15分

【飛鳥 TripperV(160GB)の場合】
□1回目・・・約15分(ファイル数50ほどバックアップ済み)の時点でエラー→終了
□2回目・・・1回目と同じく途中でエラー→その途中から残りのファイルを指定してバックアップ→約22分で完了

2機種とも、転送したデータは問題なく再生できた(PC上で確認)が、大きな時間差とTripper Vで何故エラーが発生するのかは不明。
結論。
・仕事で使う以上、転送中にエラーで停止するのは怖い
・カード1枚で1時間以上もかかってしまうのは非現実的

ということで、とりあえずテスト完了。
今後も実際に運用しながらいろいろと検討。

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