2012年8月9日木曜日

フルサイズとAPS-Cの超広角レンズ画質比較

スチル撮影でのメイン機を、7Dと5D Mk IIから1D Xと5D Mk IIIに変更したため、少し前から気になっていたフルサイズとAPS-Cでの超広角域の比較を行ってみた。

【条件】
□使用カメラ:5D III+17-35mm/F2.8-4.0(TAMRON)と7D+10-22mm/F3.5-4.5(EF-S)
※7Dの組み合わせは35mmフルサイズ換算で約16-35mm
□画像サイズ:Sファイン
□手持ち
□ISO:100
□AF:センター1点
□撮影モード:絞り優先
□露出補正:無し
□F5.6→F8→F11(開放域で撮ることはほとんど無いため、開放域はテストせず)
□ワイド端とテレ端で連写せずに2カットずつ撮影

【結果】
※百聞は一見にしかず、なので気が向いたら画像もアップしたいところだが、今回はあまりにもテキトーにマンションの廊下から撮ったのでとりあえず文字のみで。

正直、EF-Sの性能(画質・AF速度)が良いので、F8まで絞ればそんなに差は無いと思っていたが、結果としては、どっちのボディ(レンズ)で撮ったかブラインドでもすぐに分かるレベルだった。
これは、レンズ性能というよりもフルサイズとAPS-Cとの差といった方が正しいのかも知れないが、絶対的な差として『解像感』が挙げられる。
17-35mm/F2.8-4.0の場合、F5.6でも(周辺は若干流れるものの)、中心付近で十分解像感があり、仕事でも使えるレベルだった。

少し大げさな(&大雑把&誤解を招くかも知れない)書き方をすると、フルサイズのF5.6とAPS-CのF11を比較しても前者の方が解像しているように見えた。

うーん、こうなるとますます7Dが緊急用テレコン的な使い方に限定されてくるな。


【追記】
上記の差が特に大きいのはワイド側での撮影結果であって、テレ側だとEF-Sもそこそこ解像しており、テレ側ほどの差は感じられなかった。

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