2012年8月8日水曜日

衰退・淘汰

最近、雑誌をほとんど買わなくなった。
時間がなくてじっくり見る(読む)時間が無いというのもあるが、それよりも買ってじっくり見たい雑誌が無いというのが本音。
仮に、雑誌コーナーをブラブラしていて面白そうだと勢いで買ったとしても、読まずに適当にその辺に放ったらかしにしたままで、結局読まないまましばらくして本棚に入れてしまうというケースもある。

雑誌の売れ行きが下がっていると言われて長い。
廃刊になった雑誌も多い。

以下、自分の考え。
テレビもそうなんだけど、広告優先というか広告ばかりというか。
広告主の顔色ばかり見て記事書いて面白い訳がない。
しかも、広告さえ入れば内容なんてどうでも良くてどんどん内容は薄っぺらくなっていくばかりで。

さらに、その広告すらなかなか取れないもんだから、もうカネ出してくれるなら何でもいいやって、宗教やギャンブル、風俗まがいのレベルの広告を載せる。

中の人でも、そういう事態を深刻に考えている人も居るんだろうけど、売り上げ下がる→人削る→ひとりあたりの労働量と責任が重大になる→ただでさえ締め切りに追われているのに、新しいことを考える時間なんて無し。という負の螺旋から抜け出せず。

もちろん、仕事で雑誌の写真を撮っているカメラマンにはモロ影響があるだろうし、そうではないカメラマンについても他人事ではない。
もちろん自分だって。
毎日忙しいからといって、決して流されてはいけない。
自分が何故今の仕事に就いたのか、絶対に忘れないようにしなきゃな。

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